
入社1年目の教科書
岩瀬 大輔
ダイヤモンド社 / 2011-05-19
この本について
社会に出てしばらくすると、「ちゃんとやれてるはずなのに、何かが足りない気がする」というモヤモヤが出てきます。僕も新人のころ、仕事の段取りや敬語、会議でどう動くかなど、誰にも聞けない小さな不安をずっと抱えたまま毎日を過ごしていました。器用なタイプでもないので、何を直せばいいのかもよく分からなかったんですよね。 この本がよかったのは、根性論ではなく「現場で実際にどう動くか」のレベルに落ちているところです。例えば、頼まれごとは最後までやりきるとか、50点でも早く出してフィードバックをもらうとか、敬語が不安なら相手に直してもらえる関係性からつくるとか。どれも小さな行動ですが、続けると仕事の流れが変わっていきます。また、著者が「自分の最大限を発揮できる状態」をどう作ってきたかの話もあって、仕組みとして再現できるところが多いんですよね。 もう一つ大きかったのは、会議やアポイントの扱い方が丁寧に書かれていたこと。事前に論点をクリアにしておく、必ず何かしら貢献する、終わったら感想や改善案を返す。この一連のサイクルを回していくと、新人でもちゃんと“戦力”として扱われるようになる実感があります。派手ではないけれど、確実に今日から使える視点ばかりです。 新人のころの「何が正解なのか分からない」感じを少しでも減らしたい人に合うと思います。僕自身、今でも時々読み返して、自分の足場を整えるために使っています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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