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心を育てる

心を育てる

鈴木 惠子、宇野 弘恵

東洋館出版社 / 2024-03-05

累計読者数3
平均ハイライト数 113.7件/人
star総合評価 69/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 32%

この本について

子どもとか後輩とか、誰かを支える立場にいると、自分の声かけが正しいのか、傷つけていないか、逆に甘やかしてないか…そんなモヤモヤがずっとつきまといます。僕も仕事でメンバーを見るとき、うまく寄り添えない日があって、帰り道に反省会が始まるタイプです。 『心を育てる』は、その迷いを「簡単には割り切れないよね」と受け止めてくれたうえで、現場で積み重ねられた具体的な視点をくれます。やりたくない子がいるのは当たり前という話や、表面的な優しさではなく、全体で“ひとり”を大事にしていくスタンス。あるいは、問題が起きた時に大人だけで解決しようとせず、子ども自身が自分の問題として向き合うよう促していく姿勢。どれも理想論ではなく、時間をかけて根づかせる営みとして語られていて、読んでいて肩の力が抜けました。 特に刺さったのは、「教える側が完璧じゃなくていい」という空気です。子どもを信じて十分に話し合わせれば、きれいごとでは出てこない本音が現れ、そこからクラスが育っていく。大人が急いで正解に寄せようとしない方が、結局は自分で解決できる力につながるんだろうなと、仕事にそのまま置き換えて考えていました。 「目の前の誰かを大事にしたいけど、どう関わればいいか迷い続けている人」に静かに効く本です。自分自身の関わり方を見直したいタイミングに、お守りみたいに置いておける一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「本物」は色褪せない。どんな時代にも、子どもへの愛の尊さは変わらない。 故・有田和正氏が「日本一の授業」と評した授業者である著者が、現代のトップランナー 宇野弘恵氏と共に「教育」を語る。 本書の概要 「日本一の授業者」と評されるも、これまで書籍を執筆してこなかった鈴木惠子氏が、「 心を育てる」とは何かを初めて語る。さらに、それを受けて、現代のトップランナーである宇野弘恵氏が解説を論じる。教育者としての「不易」を追究した金字塔的な1冊。 本書からわかること 不易と流行 「本物」は色褪せない。いつの時代にも変わらない教育者としての眼差しを綴る。有田和正氏が称賛した授業者が、その教師人生において貫いてきたこととは何か。 ――――――――――――――――――――――――― 有田和正氏(『現代教育科学1994年3月号』明治図書出版より引用) 『五人の子どもが泣き出し、感動的な授業であった。公開の研究会の場面で泣くなんてめずらしい、初めは演技かと思うほどであった。参観の先生方の中にも涙ぐんでいる人がいた。どうしてこんな感動的な授業ができたのか?――――――わたしのいう「面白い」というのは、この鈴木先生の授業のような感動的なものも入っている。』 ――――――――――――――――――――――――― 宇野恵子氏による解説 激変を迎える教育現場の目線から、変わらず大切にしていくべきことは何かを探る。鈴木氏が言う「あたりまえ」のことをやり抜くことはできるのか。現代で奮闘する全教員に、 不易と流行を「つなぐ」。 こんな先生におすすめ ・教師として大事にすべきことは何かを探究している先生 ・子どもとあたたかな関係を築きたいと願う先生
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