
心を育てる語り
渡辺道治
累計読者数8
平均ハイライト数 15.9件/人
推定読了時間 約4時間58分
star総合評価 50/100
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この本について
子どもや部下に声をかけるたび、「これでよかったのかな」と後からモヤッとすること、ありませんか。励ましたいだけなのに、言葉選びがつい雑になったり、焦って結果を急いでしまったり。相手の成長を願っているほど、こちらの未熟さが気になる瞬間が出てきます。 『心を育てる語り』は、そのモヤモヤに少し風を通してくれる本でした。印象的だったのは、まず“ほめ言葉の種類を増やす”という視点です。ソムリエが700の言葉でワインを語るように、人に向ける言葉だって本当はもっと豊かにできる。言い換えの引き出しが増えるだけで、相手の変化に気づきやすくなり、関わり方がまろやかになります。 もう一つは“待つ姿勢”の話です。行動が出てこないと、つい「足りない」と感じてしまうけれど、著者は農家のように芽が出るまで待つイメージを教えてくれます。焦りよりも「いつ出るかな」と楽しみにする気持ちの方が、長い目ではずっと効く。これは子ども相手だけでなく、大人同士でもそのまま使える視点でした。 そして意外と心に残ったのが、“自制心は筋肉”という話。姿勢を整えるような小さな行動を繰り返すことで、自己管理の力がゆっくり育つ。抽象論ではなく、毎日の行動レベルで変えていける感じがリアルでした。 「相手を伸ばしたいけど、どう関わればいいか迷う」という人には特に刺さる本だと思います。自分の言葉の質を少しずつ整えたい時に、そっと横に置いておける一冊でした。
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出版社による紹介
「教師の語り」は、時として信じられない力を発揮します。 それは時に心を変え、行動言動をも変え、生き方にまでも影響を与えることがあります。その「語り」の内容を探し、選び、磨き続けてきたこの15年間。子どもたちに渡せる語りのプレゼントストックは、200を超えました。その中でも特に反響の大きかったものを厳選し、カテゴリーごとにまとめて初めて世に送り出したのが本書です。子どもたちに合わせ、シーンに合わせ、ご自身の教育実践に合わせてカスタマイズしてお使いいただきたいと思っています。 そして、その中で「語り」のもつ力を存分に体感していただければ幸いです。きっと、言葉のもつ不思議な力に改めて気づくとともに、教職という仕事の価値を再発見していくことにもつながっていくでしょう。 (中略) 本書を手に取った方々とつながり、「言葉の力」、「語りの魅力」を共に追求し ていくことができればこれほど嬉しいことはありません。全国津々浦々の学校において、教師から渡される言葉の贈り物、語りのプレゼントを子どもたちが大きな喜びと共に受け取る。そんなワクワクした未来を夢見ながら、筆を進めていくこととします。 (はじめにより抜粋) ー------------------------------------- 本書では、24の具体的な語りを通して、教師の語りの価値についても言及していきます。授業だけではなく、教師の「言葉のギフト」で、子どもたちの心を育ててみませんか?著者による実際の語りの音源も収録。
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