
統計学の極意
デイヴィッド・シュピーゲルハルター and 宮本 寿代
累計読者数7
平均ハイライト数 5.9件/人
star総合評価 38/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 15%
この本について
数字を扱う仕事をしていると、「このデータ、どこまで信じていいんだろう…」と立ち止まる瞬間がありませんか。リスクの伝え方ひとつで人の受け取り方が全然違ったり、グラフのスケールを変えただけで印象が揺れたり。自分でも無意識に“都合のいい見せ方”をしてしまっていないか不安になることがあります。 『統計学の極意』を読んで感じたのは、統計の知識というより「ものの見方が整う」本だということでした。例えば、スープの一口が全体を示すように、部分から全体を推測するために何が必要なのかが腹落ちするし、リスクを語るときに絶対数で示す重要性は、日頃の説明の粗さを突きつけられる感覚がありました。フレーミングが変わるだけで数字の印象が真逆になる話も、自分が情報を読むときの姿勢を一度リセットしてくれます。 さらに、この本が面白いのは、統計が“完全な真実”を語る道具ではないと正面から言い切るところです。モデルは地図であって、土地そのものではない。だからこそ、過剰に信じ込まず、でも使いこなすための距離感が持てるようになる。そういう現実的な視点が、数字に振り回されやすい自分にはちょうどよかったです。 仕事でデータを扱うけれど、「説明のたびに自信が持てない」という人には特に刺さると思います。数字を読む側にも伝える側にも、少しだけ手触りを取り戻してくれる一冊でした。
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出版社による紹介
英国ベストセラー! 元・英国統計学会会長による統計学入門書の最新決定版。 旧来の統計学の教え方・学び方を刷新! 数式は最小限。図表70点余、興味深い実例は満載。 「統計学の国宝」(ジェレミー・ヴァイン/BBCラジオ2) 「政治家、ジャーナリスト、医者、そして統計によって人々に影響を与えようとする(あるいは影響を受ける)すべての人の必読書」(ポピュラー・サイエンス誌) 英国で異例のベストセラーとなった統計学入門書が、ついに邦訳! 数式は、本当に必要最小限。データサイエンス時代に対応するため、旧来の統計学の教え方・学び方を刷新。図表70点あまりを利用し、興味深く具体的な実例で教えることで、そのわかりやすさ、面白さに多くの人が驚いた必読の一冊! 統計学入門書、最新決定版。 〔内容より〕 連続殺人医師を統計学で止めることは可能だったか 英国人の生涯性的パートナー数の調査結果の奇妙さ 選挙の出口調査による得票数予測が正確なわけ 「ベーコンで癌になる」は本当に心配すべきことか 患者数が多い病院ほど生存率が高い? 「学歴が高いほど脳腫瘍になりやすい」は本当? 駐車場跡地で発掘された骨がリチャード3世である確率
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