
半導体逆転戦略 日本復活に必要な経営を問う (日本経済新聞出版)
長内厚
日経BP / 2024-04-04
累計読者数3
平均ハイライト数 28件/人
推定読了時間 約3時間7分
star総合評価 64/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 37%
この本について
半導体のニュースを見ても、そもそも今の日本が何に強くて何に遅れているのか、うまく整理できないままモヤモヤしてしまうことがよくあります。技術の話と政治や歴史の話がごちゃまぜになって、結局「で、現場では何が起きてるの?」が分からないままになる感覚です。 この本は、そのあたりを無理に持ち上げず、冷静に順を追って説明してくれるところが助かります。たとえば、EUVが握られている現実や、日本が40ナノすら自力でつくれなくなった背景を、単に“遅れている”で片づけず、産業構造の変化や国際関係の流れと一緒に見せてくれる。さらに、TSMC誘致の裏でアップルやソニーがどんな思惑を持って動いたのか、台湾や韓国がどう生き残ったのか、具体的な企業名と場面で追えるので、技術の話が急に身近になります。 読んでみて感じたのは、「なぜ昔はできて今はできないのか」を感情論ではなく現実の制度や戦略から説明されると、自分の仕事の判断にもそのまま応用できるということです。量を取るか、独自性を取るか、新技術をどこまで自社で抱えるか。悩んだときに“歴史がどう動いたか”を手がかりにできるのはけっこう大きいです。 技術とビジネスの接点で迷っている人に刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
【数を追わない経営では勝ち目はない】 日本の半導体産業はなぜ凋落し、その復権には何が必要なのか。本書は、技術信仰に縛られた日本企業の実態、技術で勝ってビジネスで負けてきた歴史、数を追わないことの問題点などを明らかにし、韓国、台湾になぜ逆転を許したのかについても的確に分析。ラピダスよりもJASMが日本の転機となるかもしれないなどの大胆な考えも示す復活のための経営戦略指南書。日本の半導体産業が抱える課題を、日本企業が陥りやすい技術論ではなく、ビジネスとしての成功を目指す経営学的な見地から解き明かす。生き残るために必要な経営転換策が満載の本。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




