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新しい免疫入門 第2版 免疫の基本的なしくみ (ブルーバックス)

新しい免疫入門 第2版 免疫の基本的なしくみ (ブルーバックス)

審良静男, 黒崎知博, and 村上正晃

講談社 / 2024-05-16

累計読者数3
平均ハイライト数 16件/人
推定読了時間 約4時間12分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 21%

この本について

なんとなく「免疫って大事なんだろうけど、しくみとなると曖昧なままにしている」という人、多い気がします。自分もそうで、ニュースで免疫の話を見ても、細胞同士がどう動いているのかまでは掴めず、どこか靄がかかったままでした。 この本を読んで驚いたのは、免疫がふわっとした概念ではなく、細胞が「いつ」「どこで」「どう振る舞うか」という超具体的な世界だということです。リンパ節に入るときにスピードを落として“すとん”と吸いこまれる細胞の動きや、樹状細胞に寿命がセットされている理由など、仕組みを立体的に理解できるようになると、体の中で起きている反応が急に現実味を帯びてきます。また、慢性炎症が糖尿病やアルツハイマーにも関わるという話は、免疫を「病気になった時だけ動くもの」と捉えていた自分にはかなり視点の転換になりました。 難しい内容なのに、読み進めるほど腑に落ちていくのは、抽象的な説明ではなく、細胞レベルのやり取りを丁寧に追ってくれるからだと思います。「過剰に恐れず、でも無関心にもならない」ちょうどいい距離感で体の仕組みを理解したい人には、特に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

免疫を学ぶとき最初に読むべき一冊として高く評価された入門書を10年ぶりに改訂。複雑な免疫応答の流れがよくわかる解説が好評。 わたしたちのからだを病原体の攻撃から守る免疫の基本的なしくみはどうなっているのだろう。 20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の“常識”は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動させることがわかり、自然炎症という新たな概念も加わった。制御性T細胞の存在は確かなものとなり、mRNAワクチンは現実のものとなった。 本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。 【もくじ】 1章 自然免疫の初期応答 2章 獲得免疫の始動 3章 B細胞による抗体産生 4章 キラーT細胞による感染細胞の破壊 5章 複数の免疫ストーリ― 6章 遺伝子再構成と自己反応細胞の除去 7章 免疫反応の制御 8章 免疫記憶 9章 腸管免疫 10章 自然炎症 11章 がんと自己免疫疾患
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