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ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

村田 聡一郎

President Inc / 2024-05-22

累計読者数19
平均ハイライト数 20.8件/人
推定読了時間 約4時間1分
star総合評価 67/100
menu_book精読型
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この本について

仕事が終わらない原因が自分の段取りの悪さだけじゃなくて、組織のつくりそのものにある気がする。そう思いながらも、じゃあ何を変えればいいのかまでは掴めないまま毎日が過ぎていく……。僕自身、会議に追われて「結局何も進んでない日」が続いたとき、この本の抜粋に何度も立ち止まりました。 読んでいて刺さったのは、まず「情報にはそれ自体の価値はない」という視点でした。資料を頑張って整えるより、受け手がどう動くかで価値が決まってしまう。そう思うと、今やっている仕事のどれが本当に必要で、どれが“慣習で続けているだけ”なのかが見えてきます。さらに、会議の多さは個人の努力ではなく組織構造の欠陥という指摘にも、妙な救われ方をしました。自分が怠けてるわけじゃなく、そもそも仕組みがそうさせているんだと認められるだけで、次にどう考えるかが変わっていきます。 そして本書が面白いのは、単に問題を指摘するだけでなく、「ワンファクト」「エンド・トゥ・エンド」といった実務レベルの視点に落ちてくるところです。部門ごとに数字がバラバラな状態で議論しても前に進まない、というのは多くの会社で思い当たる話だと思います。仕組みを整えれば、ムダな摩擦が減り、本来の仕事に時間を回せるようになる。これは現場にいる自分たちにとって、かなり現実的な希望でした。 組織の生産性の低さに、自分の努力ではどうにもならない壁を感じている人にとって、この本は視野を広げてくれると思います。自分だけが悪いわけじゃない、と一度落ち着いてから、何を変えるべきかを考えたい人に特に刺さるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

【内容紹介】 工場は少人数で回せるようになったのに、売上に比例して事務職員が増え続けなくてはならないのは、なぜなのか。 複数の関連会社のシステムが個別に管理され、情報一元化のために膨大な労力を割かなくてはいけないのはなぜなのか――? ブルーカラーの現場では生産性アップが進んでいるにもかかわらず、ホワイトカラー業務の生産性は、思うように改善されていない。 なぜ、日本企業のホワイトカラー業務は効率が悪く、生産性が低いのか。 その理由は、多くの人(主に経営者)が、「ホワイトカラーの生産性を高める方法」を知らないことにある。 ブルーカラー業務に求められるのは、一定の品質のモノを大量に生み出すことであり、業務の一部を自動化するなどして、生産性が劇的にアップした。 ところがホワイトカラー業務では、そうはいかない……。 本書ではホワイトカラー業務の特性を読み解きながら、生産性が低い理由と、そこから脱却するための手法、そして、組織全体を成長させ、変革させるためのアプローチを解説する。 「食い入るように読みました。まさに書かれている通りのことが弊社内でも起きている」 「現場のカイゼンでは改善できないこともある、と常々感じてきたのでモヤモヤが晴れた」 「失われた25年とは管理職が自己の能力向上を怠り、忖度がはびこり、若手の成長のボトルネックになってきた期間」 「ワンファクト・ワンプレイス・リアルタイムこそが要だと実感した」 「DXという言葉の中に埋まっている本質を見せていただいたように感じられた」 などなど、反響続々!! ※本書では、ブルーカラーとホワイトカラーは単なる職種の違いとして表記しており、どちらかが上で、どちらかが下だという見方はしていない。 【目次抜粋】 Chapter 1 生産性のカギは「人間性の尊重」 Chapter 2 日本の置かれた現状 Chapter 3 ホワイトカラーの生産性革命とは Chapter 4 部分最適vs全体最適 Chapter 5 ホワイトカラー業務の本質 Chapter 6 現場主導のカイゼンによる生産性アップの限界 Chapter 7 日本型BPR 2.0=変革の仕組み化
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