
世界のトップリーダーが話す1分前までに行っていること 口下手な人が伝わる人に変わる心理メソッド43Toppoint
矢野 香1
この本について
人前で話すたびに、「内容は悪くないはずなのに、なぜか伝わらない」と感じることが続くと、自信そのものが揺れてきますよね。僕も仕事でプレゼンや説明をするとき、声よりも先に自分の緊張が前に出てしまって「また同じパターンだ…」と落ち込むことがよくありました。 この本が面白いのは、いわゆる“話し方テクニック”よりも、話す前の自分の状態や、相手に届く印象のつくり方にすごく具体的に踏み込んでいるところです。例えば、背筋を伸ばして歩くスピードを落とすだけで「重厚感」が生まれるとか、話の核心を13文字で言い切るメインメッセージのつくり方とか、緊張を押し流すためにあえて動作に意識を向ける方法など、ちょっとした習慣で変わる部分が多いんです。実際にやってみると、話し方が劇的に変わるというより「自分のまま、少しだけ堂々とできる」感覚が得られます。 特に刺さったのは、自分の理想像を“少し大きい制服”として設定し、慣れてきたら新調していくという考え方。完璧を目指すのではなく、背伸びしすぎない範囲で理想を更新していく感じが、現実的で続けやすいんですよね。最後の印象を整えるためにP・L・Pで締める話し方も、難しくないのに効果が出やすいと感じました。 「話すことに苦手意識があるけれど、無理にキャラを盛りたくない人」にほど刺さる本です。僕と同じように、場数だけではなかなか変わらない…と感じているなら、かなり実用的に使えると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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