
言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む
川添愛
累計読者数4
平均ハイライト数 11件/人
star総合評価 36/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
言葉って、普段は当たり前に使っているのに、ちょっとした場面で「なんでこう言うんだろう」とか「自分の日本語って大丈夫か?」みたいな不安が顔を出すことがあります。仕事の文章で思い込みに引っ張られたり、説明が噛み合わなかったり、気づけば自分でも理由が分からないまま言葉を選んでいたり。そういうときって、辞書的な知識よりも「言葉の仕組みをどう捉えればラクになるのか」を教えてくれる視点が欲しくなるんですよね。 『言語学バーリ・トゥード Round 2』は、まさにその“視点のほぐし方”をくれる本でした。たとえば、倒置やメトニミーのような身近な現象を、学術的すぎない距離感で扱ってくれるので、普段の言葉選びで無意識に引っかかっていた理由が腑に落ちます。論理が正しくても説得力が出ない場面の話などは、そのまま仕事のコミュニケーションに直結する感覚があって、自分の前提がズレていないか確認する癖がつきました。また、「原稿は農作物」という比喩の部分は、時間をかけないと育たない仕事に向き合う態度としてけっこう刺さります。焦っても仕方ない場面って確かにあるよな、と。 難しい理論を叩きつける本ではなく、むしろ“言葉に振り回されがちな人間”の視点で書かれているので、読みながら肩の力が抜けました。言語や文章に苦手意識がある人よりも、「なんとなく言葉にモヤモヤを抱えながら仕事している人」にこそ静かに響く一冊だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの53%が集中しています。
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