
痛み、人間のすべてにつながる――新しい疼痛の科学を知る12章
モンティ・ライマン and 塩﨑香織
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star総合評価 57/100
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この本について
痛みって、医者に説明してもらっても腑に落ちない瞬間がありますよね。検査では「異常なし」と言われるのに、日常のちょっとした動きでズキンとくるたび不安がふくらむ。結局これは身体の問題なのか、それとも気のせいなのか…と考えてしまうあの感じ、僕もずっと引きずっていました。 この本が面白いのは、「痛み=損傷」ではなく、「痛み=安全装置」という視点を丁寧に示してくれるところです。身体に何が起きているかより、脳がどう判断しているかのほうが痛みの強さに影響している。その仕組みが分かると、過度に恐れなくていい場面と、逆にケアすべきポイントの境目が見えてきます。さらに、不安や恐怖が痛みを増幅させる理由を知ることで、痛みとの距離を少しずつ取り戻す具体的な行動にもつながっていきます。動くことが怖い人が「思っていたほど痛くない」という体験を積むだけで脳の予測が書き換わっていく、という話は特に腑に落ちました。 「痛みとうまく付き合うってどういうことなのか」を、科学的なのに変に偉そうじゃない語り口で教えてくれる本です。慢性的な痛みを抱えつつ、自分のからだとの関係を少し変えていきたい人にはしっくり来ると思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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出版社による紹介
痛がる脳の最新科学を知り、生物・心理・社会モデルによる新しい疼痛観を学ぶ。痛みとの関係が根本から変わる、目から鱗の科学読本。
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