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痛みの心理学 感情として痛みを理解する

痛みの心理学 感情として痛みを理解する

荻野祐一

累計読者数3
平均ハイライト数 61.7件/人
star総合評価 74/100
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この本について

最近、痛みって単なる身体の問題じゃなくて、気持ちの揺れや人間関係のストレスと結びついている気がする…そんなモヤモヤを抱えたまま日常を回している人、多いと思います。つい「自分の気のせいかな」と思いがちですが、放っておくと心まで疲れてしまうんですよね。 この本を読んで驚いたのは、痛みを「感情」としてとらえると、これまで説明しづらかった自分の反応が少し整理されるところです。社会からの疎外感を“痛み”として感じる仕組みや、ネガティブな情動が身体の痛みを増幅させること。逆に、心拍が落ち着いたり、匂いや音楽が安心感につながると痛みが和らぎやすいこと。日々の生活の中で、ちょっとした選択や環境の整え方が痛みを左右しているという視点が、実感として腑に落ちました。 もうひとつ大きかったのは、「共感」や「つながり」が痛みの知覚そのものに影響するという点です。他者の痛みを理解したり、誰かに気持ちを受け止めてもらうと、脳の働きまで変わるという話は、単に優しさの問題じゃなく、生理的な反応なんだと知れました。だからこそ、ひとりで抱え込まず、生活のリズムや人との関係性をゆっくり整えていくことに意味があるのだと思います。 身体の痛みだけでなく、気持ちの“ざわつき”をどう扱えばいいか探している人に刺さる一冊です。私自身、読んだあと「痛みに強くなる」というより、痛みと折り合いをつけるための具体的な手がかりがようやく見つかった感覚がありました。

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出版社による紹介

痛みを感覚ではなく感情としてとらえ直し、人生に痛みは避けられないことを理解し、どのように共生していくのかを考える
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