
起こることは全部マル! 増量パワーアップ版 22世紀的「人生の攻略本」
ひすいこたろう、はせくらみゆき
この本について
最近、なんとなく心がザワつくときってありますよね。体調を崩したり、人間関係で引っかかったり、「なんで今こんなこと起きるんだろう」と理由を探したくなるけど、結局よく分からないまま一日が終わっていく感じ。僕も似たようなところでいつも足踏みしていて、この本を手に取ったときも「正解を教えてほしい」というより、「いまのモヤモヤをどう扱えばいいんだろう」という気持ちの方が大きかったです。 この本が面白いのは、悩みや不調を“悪いこと”として扱わない視点にあります。風邪の症状を「治るプロセス」として見たり、感情の揺れを「心が決めたものは膨らんでいく」という働きとして受け取ったり、嫌いな相手の裏に自分の望みが潜んでいると気づかせてくれたり。読みながら、自分の中で起きていることを少し引いた位置から見られるようになって、肩に入っていた力が抜けました。許せない人がいるときほど「自分が本当はどうなりたいか」が浮かび上がる、というのは実感として腑に落ちました。 そしてもう一つ大きかったのは、「いのち」が本当の自分で、体や思考はそのための入れもの、という考え方です。自己啓発っぽい言い回しじゃなく、体の部位に一つずつ「ありがとう」と言うシーンなど、日常で試せる形で語られているので、読んだだけで終わらず生活に少しずつ落とし込めました。無理に前向きになるというより、雲が消えて青空が広がるみたいに、気分が自然と整っていく感覚が近いです。 「なんでこんなに悩むんだろう」「この状態をどう扱えばいいのか分からない」と感じている人には特に刺さると思います。大きく人生を変えようとしなくても、いま起きていることの見え方がそっと変わる、そんな一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
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