
マンガでやさしくわかるNLP
山崎啓支 and サノマリナ
日本能率協会マネジメントセンター / 2012-02-24
この本について
人との関わりでモヤっとする時って、相手がどうこうというより、自分の中の“ものさし”が勝手に働いているだけなんじゃないか…と気づく瞬間があります。わかっていても、価値観が絡むと距離を取れず、気持ちが先に反応してしまう。このギャップに疲れている人は多いと思います。 この本は、そんな「頭ではわかるのに、身体がついてこない」問題に丁寧に向き合っています。例えば、相手を一時的にでも評価から外して眺める感覚や、自分がどの価値観とくっついているせいで苦しくなっているのかを見つける視点は、そのまま人間関係の負荷を下げてくれます。また、幸せやストレスも“身体感覚”として扱うので、自分の気分に振り回されがちなときに「どこに焦点を当てていたか」を見直すきっかけにもなります。さらに、寝る前や朝に投げかける質問を少し変えるだけで、脳の検索対象が変わり、日常の見え方がじわっと変化していくあの感覚も紹介されています。 個人的には、「真実は変えられないけど、被せているイメージは変えられる」という部分が特に効きました。状況そのものではなく、自分の反応パターンを扱うという発想があるだけで、しんどさの出口が急に見えることがあります。気合いや根性で変わろうとして空回りしてきた人にほど刺さるはずです。 人に振り回されやすい、自分の感情の扱い方がよくわからない、でも結局はちゃんと向き合いたい。そんな人に静かに寄り添ってくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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