
脳の本質 いかにしてヒトは知性を獲得するか (中公新書)
乾敏郎 and 門脇加江子
累計読者数5
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star総合評価 43/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 14%
この本について
仕事でも日常でも、「自分の判断がなぜブレるのか」とか「人の意図を読み違えてしまうのはなぜだろう」といった小さなモヤモヤって、けっこう蓄積しますよね。気合いを入れて改善しようとしても、そもそも脳がどう世界を処理しているのかを知らないままでは、根本的にズレた対処をしているだけかもしれないなと感じることがあります。 この本がおもしろいのは、脳を“推論エンジン”として捉える視点が、行動や知覚の裏にあった仕組みを丁寧に言語化してくれるところです。外界をそのまま見ていると思いきや、脳は常に予測をつくり、誤差を埋めるように世界を再構成している。視覚の階層処理や、運動意図だけが生まれる奇妙な現象など、日常の当たり前が少しずつ書き換わっていきます。報酬を最大化するだけでは説明できない、人間が不確実性を減らそうとして動くという話も、仕事の選択や人間関係の違和感と重ねると妙に腑に落ちてきます。 「自分の感じ方や判断には、構造的な理由があるんだ」と思えるだけで、余計な自己嫌悪が減るし、他人の行動も以前より解釈しやすくなるはずです。仕組みを知りたいタイプの人にとっては、かなり刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
なぜ細胞の集合体である脳から自我が生まれ、感情が沸くのか。なぜ相手の心がわかるのか。脳はいかにして言語を操るのか。そもそも、なぜ生命を維持できるのか。鍵は「予測」と「誤差の修正」である。 本書では、知覚・運動・感情から、学習と記憶、モチベーションと意思決定まで、脳が発達するプロセスを探究する。子どもの発達や障害、予防医療も一望。人類に残された謎である、高度な知性を獲得する仕組みを描きだす。
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