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超軽工業へ インタラクションデザインを超えて

超軽工業へ インタラクションデザインを超えて

渡邊 恵太

累計読者数3
平均ハイライト数 18.3件/人
star総合評価 52/100
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この本について

プロダクトをつくっていると、「機能を増やすほど使いにくくなる」「汎用にすべきか専用にすべきか」でずっと揺れる瞬間があると思います。自分もまさにそこで迷ってきたタイプで、なんとなくの勘で判断していた部分を、この本がだいぶ言語化してくれました。 特に刺さったのは、汎用性はつくり手の都合であって、利用者にとっては価値になりにくいという指摘です。スマホが“多機能なのに単機能として使える”のは、ハードは汎用に、ソフトで専用性を与える設計を徹底したからで、これが「複雑なのに迷わない」という体験につながっている。自分の仕事でも、つい新機能を積む方向に走りがちだったので、発想の切り替えとしてかなり効きました。 もうひとつは、デジタル化を「人の欲望に応えるための資源供給の最適化」と捉える視点です。単に便利だからとかDXだからではなく、地球のリソースに限りがある中で、無尽蔵に広がる人の想像をどう受け止めるかという話になる。そう考えると、UIやUXを設計して“定義を与える”という行為の重みが変わってきます。 プロダクトやサービスをつくる中で、汎用と専用のバランスに悩んでいる人には刺さるはずです。自分の手元の違和感を整理したいときに、そっと背中を押してくれる本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

軽工業、重工業、そして21世紀は質量ゼロのものづくり「超軽工業(ちょうけいこうぎょう)」へ── 『融けるデザイン』の渡邊恵太氏が解き明かす、「デジタル前提」時代の設計工法 本書は、UI/UXデザインのみならず、DX、IoT、メタバースなど、デジタル技術を前提とするこれからの「ものづくり」とデザインにおける新たな指針を提供するものです。 メタメディアであるコンピュータを用いてデジタルなものづくりをする真の意味と可能性を紐解きつつ、この限りある自然資源を保ちながら限りない人間の欲望を処理し、豊かな社会を実現するためには、「DX(デジタルトランスメーション)」だけでなく「PX=フィジカルトランスフォーメーション」が必要であることを提示します。そして、物質中心の従来の産業構造からの脱却と、デジタル技術を活用した新たな価値創造を探る産業概念「超軽工業」を提唱します。 何を物質(フィジカル)で作り、何をソフト(デジタル)で作るのか、反転する世界の再設計に向けた本質的な発想転換へと読者を導く一冊です。
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