
結果を出し続ける人が行動する前に考えていること 無理が勝手に無理でなくなる仕組みの作り方
井上裕之
Gakken
この本について
「頑張っているはずなのに、手応えがない」 「やりたいことはあるのに、結局どれも中途半端になる」 自分でも理由がよく分からないまま、同じところをぐるぐる回っているような時期ってあります。僕もよくそこで立ち止まります。 この本が面白いのは、いきなり気合いや根性の話に行かず、まず“どう考えるか”のクセを整えるところから入ってくれるところです。読者が保存していた部分にも出ていますが、結果にこだわりつつも、そこに至るプロセスを丁寧に分解する姿勢がとても実務的で、現場で迷ったときの判断基準になります。特に「二兎を追わず、一匹ずつ確実に仕留める」という話は、同時進行に走りがちな自分の癖に刺さりました。 もう一つの大きなポイントは、自問自答の使い方です。甘い問いではなく、逃げている理由を炙り出すような問いをあえて自分に投げてみる。これは読んでいて少し胸が痛くなるところもあったのですが、その分だけ「次にどこを見直せばいいか」が具体的に見える感じがしました。理想のプロフィールを積み上げていくという考え方も、遠い将来じゃなくて、まず1年後の自分からでいいという距離感がちょうどよかったです。 自分の力を整えることが先で、それが結果的に他者のためにもつながるという視点も、無理な善人ぶりをしなくていいと思わせてくれるので気が楽になります。 今のままでは変わらない気がしているけど、何をどう変えたらいいのか分からない人には、特に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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