
論破という病 「分断の時代」の日本人の使命 (中公新書ラクレ)
倉本圭造
中央公論新社 / 2025-02
累計読者数3
平均ハイライト数 2.7件/人
star総合評価 23/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 16%
この本について
最近、人と話していて「この議論、どこに向かっているんだろう…」と少し疲れることが増えました。相手を言い負かしたいわけでもないのに、気づけば正しさの押し合いになってしまう。しかも終わったあとに、なんとも言えない虚しさだけが残る。自分も相手も悪い人じゃないのに、どうしてこうなるのかずっと引っかかっていました。 この本を読んで腑に落ちたのは、「論破しようとする限り、どれだけ頭が良くても結局“俺が正しい”の主張にしかならない」という指摘でした。相手の言葉の揚げ足を取るのでなく、相手がそこに存在している理由を拾い上げる。そうして初めて、自分の正義も我慢せずに出せるようになる、という視点は個人的にはかなり救いになりました。議論は勝ち負けではなく、問題そのものに向き合うためのプロセスなんだと、感覚が少し書き換わりました。 また、「相手のニーズをどれだけ汲めるか」という競争、という表現も現実的でよかったです。高尚な理想論ではなく、実際に人と話す時の空気の動きまで説明されている感じがあって、明日からの会話の仕方も変わりそうです。 正しさの摩耗戦に疲れた人、議論になるとつい身構えてしまう人には特に刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの88%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
85%
日本人のための議論と対話の教科書 - 「ベタ正義感」より「メタ正義感」で立ち向かえ - (ワニブックスPLUS新書)
倉本 圭造

83%
話が通じない相手と話をする方法
ピーター・ボゴジアン, ジェームズ・リンゼイ, 藤井翔太, and 遠藤進平

83%
High Conflict よい対立 悪い対立 世界を二極化させないために
アマンダ・リプリー and 岩田佳代子

83%
弁護士の論理的な会話術―――どんな暴論も打ち破るとことん正しい話し方
谷原誠

83%
議論の極意 どんな相手にも言い負かされない30の鉄則 (SB新書)
紀藤 正樹
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
「敵」認定した相手を罵るだけでは未来はない。日本ならではの勝ち筋を見つけ、世界で再浮上するために必要な「メタ正義」感覚とは?
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要