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論破という病 「分断の時代」の日本人の使命 (中公新書ラクレ)

論破という病 「分断の時代」の日本人の使命 (中公新書ラクレ)

倉本圭造

中央公論新社 / 2025-02

累計読者数3
平均ハイライト数 2.7件/人
star総合評価 23/100
boltライト読書型
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この本について

最近、人と話していて「この議論、どこに向かっているんだろう…」と少し疲れることが増えました。相手を言い負かしたいわけでもないのに、気づけば正しさの押し合いになってしまう。しかも終わったあとに、なんとも言えない虚しさだけが残る。自分も相手も悪い人じゃないのに、どうしてこうなるのかずっと引っかかっていました。 この本を読んで腑に落ちたのは、「論破しようとする限り、どれだけ頭が良くても結局“俺が正しい”の主張にしかならない」という指摘でした。相手の言葉の揚げ足を取るのでなく、相手がそこに存在している理由を拾い上げる。そうして初めて、自分の正義も我慢せずに出せるようになる、という視点は個人的にはかなり救いになりました。議論は勝ち負けではなく、問題そのものに向き合うためのプロセスなんだと、感覚が少し書き換わりました。 また、「相手のニーズをどれだけ汲めるか」という競争、という表現も現実的でよかったです。高尚な理想論ではなく、実際に人と話す時の空気の動きまで説明されている感じがあって、明日からの会話の仕方も変わりそうです。 正しさの摩耗戦に疲れた人、議論になるとつい身構えてしまう人には特に刺さる一冊だと思います。

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出版社による紹介

「敵」認定した相手を罵るだけでは未来はない。日本ならではの勝ち筋を見つけ、世界で再浮上するために必要な「メタ正義」感覚とは?
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