
やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ
ジョン・ストレルキー and 鹿田 昌美
この本について
「やりたいことは何か」と聞かれると、急に答えられなくなるときがありますよね。仕事に追われて、気づけば一日が終わっていて、本当に大事なことに時間を使えているのかよく分からない。しかも周りは「引退したら好きなことをする」と言っていて、今この瞬間をどう扱えばいいのか余計に迷ってしまう。僕自身もずっとそのループにいました。 この本が面白いのは、「大げさな自己変革」ではなく、日々の小さな選択をどう扱うかに焦点があるところです。たとえば、毎日ほんの少しだけ自分の好きなことに時間を割いてみるだけで、何が自分を満たすのかの輪郭が見え始める。逆に、前から迫ってくる波のように、注意やエネルギーを奪っていくものに流されていると、本当にやりたいことに使う余力がなくなる。この感覚は、疲れ切って消費に逃げたくなる日ほどわかる気がします。 そしてもうひとつ刺さるのは、「自分の人生をコントロールできていない感」は、実は自分が課している制限による部分が大きいという指摘です。広告や周囲の常識に合わせるうちに、いつのまにか自分の望む方向が見えなくなってしまう。でも、ゴルフボールを動かせばいいだけの話で、自分が選べば道は変わっていく。小さな行動が積み重なると、存在理由のような大きなテーマにも自然と近づいていくんだと感じました。 今の生活に「なんとなく流されている感じ」がある人、そして「やりたいことが分からないけれど、このままではない気がしている人」に特に届くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
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