
世界の新富裕層はなぜ「オルカン・S&P500」を買わないのか 20代で純資産4億円をつくった超レバレッジ投資の極意
宮脇 さき
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star総合評価 48/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 12%
この本について
投資を続けていると、「結局どこまでリスクを取ればいいのか」「損切りって頭では分かるのに、いざとなると手が止まる…」みたいなモヤモヤがつきまといます。自分もそこがずっと弱くて、理由のない“塩漬け”をしてしまったことが何度もあります。 この本が面白いのは、派手な成功談よりも、読者がつまずきやすい“判断の揺れ”にかなり現実的に踏み込んでいるところでした。たとえば損切りは感情を入れずにラインを決めておく、とよく言われますが、その背景にある「損切り貧乏」をどう受け止めるかまで書かれているのが実務的です。小さな損失が続く期間の不安や焦りも、投資をやっていれば必ず通る道なので、読んでいて妙に落ち着きました。 もう一つ印象に残ったのは、現金保持や金、不動産といった“実物”への目線の置き方です。インカムがない金の弱点まで正直に書いたうえで、なぜそれでも持つ人がいるのかを説明してくれるので、自分の資産配分を見直すときの判断軸が増えました。為替リスクをどう扱うか、ドル資産をドルのまま運用する理由など、日常の選択レベルで迷いやすい部分にもヒントがあります。 リスクを大きく取りに行くというより、「退場しないための土台」をどう作るかに関心がある人にはしっくりくると思います。派手な必勝法ではなく、迷いながら続ける人の判断を少しだけ軽くしてくれる一冊でした。
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