
1+1が10になる組織のつくりかた
小松 裕介
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この本について
仕事を進めるたびに、「なんでこんなに同じところでつまずくんだろう…」と感じることが多いです。人が足りないとか忙しいとか、理由はいろいろあるけれど、実際のところは“組織として仕事がまわる仕組みがない”ことが原因なんじゃないか…と、この本を読んでいて何度も思わされました。 特に刺さったのは、多くの中小企業が「まわってしまっている」せいで危機感が薄れ、社長も管理職も本来の役割を果たせていないという指摘です。耳が痛い話ですが、仕事の要件定義が曖昧なままお願いベースで進めてしまうと、属人的な働き方から抜け出せないのは、自分の環境を見てもすごく実感があります。著者が繰り返し強調する“ケイパビリティをどう獲得するか”という視点は、単なる効率化ではなく、人が前を向いて働ける土台づくりの話なんだと腑に落ちました。 この本は、組織を劇的に変える魔法を教えてくれるわけではありません。でも、「現場の混乱をどう整理するか」「自分は何から手をつければいいのか」を具体的にイメージできるようになる一冊です。要件定義のしかたや、タスク管理を組織で扱う意味など、明日から試せるヒントも多いです。 組織づくりに正解が見えずにモヤモヤしている人、とくに“気づけば属人的に仕事を抱え込みがちな環境”にいる人には静かに刺さると思います。
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