
この本について
不動産って、いざ自分ごとになると一気に難易度が上がる感じがありませんか。買うにしても借りるにしても、「この契約、ちゃんと理解できてるのかな…」「そもそも土地と建物ってどう扱われてるんだっけ」と、基礎の基礎から自信が持てないまま話が進んでいくあの不安。僕もずっと同じところでつまずいてきました。 この本は、そういう“なんとなく不安”の正体を、工学・法律・経済・経営の4つの視点でひとつずつほどいてくれます。たとえば抵当権や借地権のように、実際の取引で見落とすと後から効いてくる仕組みを、抽象論ではなく具体的な場面で説明してくれるので、「ああ、だから金融機関は土地と建物の両方に抵当権を設定するのか」と、実務の目線で理解できます。また、日本と英米で土地と建物の扱いが違う話など、普段なんとなく「同じだろう」と思っていた領域が、読み進めるほどにまったく別のルールで動いていることに気づかされます。 さらにいいのは、建物の構造や制度の背景まで一緒に押さえられるところです。耐震基準の歴史や、基礎の種類がどう変わってきたのかを知ると、中古物件を検討するときの見え方が大きく変わります。新築か中古かの選択というより、「どんな前提で建てられた建物なのか」に自然と目が向くようになるんです。 不動産の話に触れるたびに不安が積み上がっていくタイプの人ほど、土台を整える本としてちょうどいいと思います。「仕組みを自分の言葉で説明できるようになりたい人」に特に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
経済、法律、工学、経営......4つの視点でビジネス教養として不動産が体系的に深く学べる1冊。
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