
ひとりマーケターの教科書 マーケティング偏差値を高めて売上アップにつなげる
堀野正樹
日本実業出版社 / 2025-06-13
この本について
社内でひとりだけマーケを任されていると、「とりあえず広告出せばいいんですよね?」みたいな期待を押しつけられたり、逆に大きな企画を出しても通らなかったりして、どこから手をつければいいのか分からなくなることが多いと思います。僕もまさにそこで何度もつまずきました。 この本がありがたいのは、「ひとりで抱え込むな」と言いながらも、じゃあ現実的にどう動けばいいのかを具体的に示してくれるところです。たとえば、いきなり大予算の提案を通そうとせず、小さく試して成果を見せてから広げる流れ。あるいは、経営層にお願いする前に数字で計画を示して、投資対効果や“やらない場合の損失”までセットで伝える姿勢。さらには、マーケ以外の現場を巻き込みながら、受け皿を整えていく実務の部分まで描いてくれています。どれも「あるある」だし、でも普段はなかなか言語化できない部分なんですよね。 読み進めて感じたのは、社内マーケターの仕事って、かっこいい戦略よりも、地道な根回しや部門間のすり合わせを丁寧にやれるかどうかで決まるということ。そのうえで、顧客の目的やベネフィットを起点に考え直すと、競合の見え方も施策の優先順位も変わってきます。こういう視点の切り替えが、ひとりでやっていると本当に抜けがちなんですよね。 ひとりマーケで「自分のやり方が合っているのか不安」「社内を動かすのがいちばん難しい」と感じている人には、かなり現実的に効く本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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