
マンガでやさしくわかるコトラー
安部徹也, 松尾陽子, and ミイダチエ
日本能率協会マネジメントセンター / 2015-03-05
この本について
マーケの本を読んでも、実際の仕事にどう落とし込めばいいのか分からないまま時間だけが過ぎていくことってありますよね。自分も「ターゲットを絞れと言われても、どこから手をつければ…」みたいな状態がずっと続いていました。そんなときに、この本を読むと、ふだん曖昧に扱っていた言葉が、急に日常の判断に結びついていく感じがあるんです。 たとえば、セグメンテーションやターゲット選定が「なんとなくの感覚」から「市場を細かく分けて選ぶ具体的な作業」に変わっていくところ。強い競合と同じ位置を取りにいくのではなく、あえて外すことで勝ち筋が見えてくる感覚も、実務で悩んでいると刺さります。さらに、顧客が何を求めているかだけでなく、買うだけの余裕があるか(ディマンズ)まで踏み込む考え方は、実際の企画や営業で判断を間違えなくなるポイントでした。 そして何より、「売るための力」ではなく「売れる状態をつくる」という本来のマーケティングの視点が、ちょっと肩の力を抜かせてくれるんです。製品そのものの価値だけでなく、適切に伝えることや、長期的な関係をどう築くかまで含めてマーケティングだと捉え直せるので、プロモーションや価格設定で迷ったときに基準が持てます。 自分と同じように「マーケの全体像を知っているつもりなのに、判断がぶれる」と感じている人に特にしっくりくる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
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