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デンマーク人の休む哲学 幸福度も生産性も「いいとこどり」する習慣

デンマーク人の休む哲学 幸福度も生産性も「いいとこどり」する習慣

針貝有佳

PHP研究所 / 2023-11-15

累計読者数7
平均ハイライト数 50.9件/人
推定読了時間 約2時間59分
star総合評価 76/100
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この本について

仕事の疲れが抜けないまま週末に突入して、なんとなくSNSを眺めて終わってしまう。休んだはずなのに月曜の朝がしんどい。そんな感覚、僕自身もよくあります。休み下手というより、「どう休めばいいのか」を知らないまま大人になったんだろうなと感じます。 この本が面白いのは、「休み」を義務や贅沢としてではなく、暮らしの中心としてデザインしているデンマーク人の視点がそのまま生活レベルの行動として描かれているところです。例えば、まず休みを確保してから働き方を組み立てるという発想や、メールは即レスしないという小さなルールづくり。さらに、週末は金曜の午後から始まるという空気感があるから、誰も「休んでいること」に罪悪感を抱かない。こういう“環境ごと調整する”考え方は、日本で働いているとつい忘れてしまいます。 読みながら感じたのは、休むことは怠けではなく、ちゃんと働くための準備でもあるという当たり前のことでした。単純作業のときにアイデアが生まれたり、好奇心からの余暇のほうが深く没頭できたり、そういう小さな実感が積み重なると、休みを後回しにするのが逆に不自然に思えてきます。環境が合わないなら早めに見切りをつける、問題が起きたら距離感を調整するなど、人間関係の扱い方も軽やかです。 日々の疲れを「気合いでごまかしている自覚がある人」に刺さる一冊です。休むことをテクニックではなく、生き方そのものとして見直したいときに、ちょうどいい距離感で背中を押してくれます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

幸福度調査でトップ3常連国である「北欧の幸せな国」デンマークは、2022年・2023年と2年連続で「国際競争力1位」に選ばれた。千葉県よりも人口の少ない北欧の国が、なぜ世界と肩を並べるビジネス国に成長できたのか。デンマーク在住の著者がビジネスパーソンを取材してわかったのが、その生産性の高さ。DXを活用し、圧倒的スピードでプロジェクトをこなす一方で、午後4時に退社して家族との時間を過ごす。高い生産性とワークライフバランスを実現させる要因は、「ムリしない、させない」時間の使い方と職場の人間関係にあった。デンマーク人は職場や家庭で生じる人間関係のイライラ・モヤモヤを自然なかたちで排除している。本書は、国際競争力が2年連続1位でありながら、仕事への満足度も幸福度も高いデンマーク人の働き方・コミュニケーション方法・仕事やキャリアに対する考え方を明らかにし、日本人も使える楽しい「働き方」を提案する。現地のビジネスパーソンへの取材から働き方78のポイントを抽出、巻末には「デンマーク人から学ぶ『働き方のコツ』」リスト収録。 【PHP研究所】
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