
マインドフルネスストレス低減法
ジョン・カバットジン、Jon Kabat‐Zinn、Kabat‐Zinn,Jon、春木 豊
北大路書房 / 20070913
この本について
最近、頭の中がずっとざわついている感じが抜けないことってありませんか。考えたくない時ほど余計な不安が湧いてきたり、深呼吸しても全然落ち着かないまま仕事が始まってしまう、みたいな日。自分もよくそのループにハマっていて、「結局どうすればいいのか」が分からないまま時間だけが過ぎていました。 この本が助かったのは、難しい理屈よりも「まずは呼吸を観察する」という、ごくシンプルな入口を示してくれたところです。三分じゃ足りないけれど、1日に数回、数分でいい。鼻孔を通る空気の流れや、胸やお腹の動きにただ注意を向けるだけ。その“ただ観察する”という行為が、不安や思考を押しつぶそうとするクセを少しずつ弱めてくれます。特に「ぼんやり眺める」という姿勢は、自分にとってかなり発見でした。力づくでコントロールしようとすると余計にしんどくなる、というのは身に覚えがありすぎます。 さらに面白いのは、こうした小さな練習が感情の扱い方や免疫の反応にまで影響するという研究の話。大げさな魔法ではなく、注意の向け方を変えるだけで、心と体の反応がほんの少し扱いやすくなる。自分の生活でも、気持ちが荒れそうな瞬間に“今ここ”に戻る習慣が、確かに効いている実感があります。 日々のストレスに追われつつも、「もう少し丁寧に自分を扱いたい」と感じている人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
読書の順序
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