
Relentless Forward Progress: A Guide to Running Ultramarathons (English Edition)
Bryon Powell and Eric Grossman
Breakaway Books / 2013-10-04
この本について
長く走る練習を続けていると、「これって本当に意味があるのかな」とか、「もっと効率のいい方法があるんじゃないか」と、じわっとした不安が出てきます。距離を伸ばしたい気持ちはあるのに、何を軸にすればいいか分からない。僕も同じように迷っていました。 『Relentless Forward Progress』は、その迷いを無理に消すんじゃなくて、走りながら判断できる材料を増やしてくれる本でした。たとえば、ウルトラはスピードより総走行距離がものを言うという視点は、練習の優先順位をかなり整理してくれます。テンポ走の意味や、休むべき日の線引き、汗テストで必要な水分量を掴む方法など、身体の感覚に頼りすぎずに調整できるポイントが具体的に書かれていて、読みながら自分のランニングログを見直したくなる内容でした。特に「長い距離を走るための技術」は精神論に寄らず、実際に次の練習で試せるものが多いです。 結局のところ、ウルトラは根性だけでも、スピードだけでも走り切れません。淡々と積み上げる日々の中で、自分の状態をどう読み取り、どこを強くするか。この本はその“判断基準”を静かに広げてくれます。フルから先の距離に踏み出したい人、あるいは「距離は伸ばしたいけど正直不安が大きい」という人に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
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