
マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる! 49歳のおじさん、2度目のマラソンで2時間58分38秒 (SB新書)
田中 猛雄
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star総合評価 53/100
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この本について
走っていると、頑張っているつもりなのに伸びていかない時期ってありますよね。特にサブスリーや自己ベストを目指し始めると、「距離を踏めば強くなるのか」「スピード練を増やすべきなのか」と、やることが増えるばかりで正解が見えなくなる。僕も同じように迷っていたのですが、この本はその混乱をほどいてくれました。 一番効いたのは、速く走る日とゆっくり走る日の落差をもっと大きくする、という考え方でした。著者のいう疲労抜きジョグは、本当にゆっくりでいい。むしろ遅すぎるくらいでいい。その具体的な目安が1000mのベストタイムの“2倍より遅く”という数値で示されるので、遠慮なくペースを落とせるようになるんです。結果として、ポイント練習でしっかり追い込めるようになり、脚の痛みも減りました。 もうひとつは、サブスリーや3時間半を狙うための指標が明確なこと。「1000mを何本・何分で回せたら次の段階へ」といった基準があると、練習の積み方がすごくシンプルになるし、焦って闇雲に距離だけ増やすこともなくなります。ケガの予兆についての説明も具体的で、走り続けていい痛みと止まるべき痛みの境目が分かりやすいのも助かりました。 理屈だけでなく、実際に迷いながら走ってきた人の視点で書かれているので、走力よりも「練習の整理ができていない人」こそ刺さる本だと思います。
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