
女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち (幻冬舎新書)
ブレイディみかこ
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推定読了時間 約5時間14分
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この本について
政治のニュースを見ていて、「なんでこんなに話がかみ合わないんだろう」とか、「正しさだけでは動かない現実」にモヤモヤすることが増えました。自分の立場や価値観とは関係なく、社会の空気が一気に振れる瞬間がある。その理由がつかめないまま、ただ疲れていく感じがあるんですよね。 この本は、そういう“説明しづらい違和感”に丁寧に輪郭を与えてくれます。トランプ的なポピュリズムがなぜ支持されるのかという話も、欧州で極右の女性リーダーが増えている現実も、好き嫌いではなく政治の構造として語られていて、感情論に流されがちな自分の視点がいったん中立に戻される感覚がありました。あと、メルケルの「目に見えない手腕」のくだりなどは、リーダーシップを性別で語りきれないことを改めて思い知らされます。 読みながら感じたのは、“フェミニズム”や“多様性”を言葉として知っているだけでは、いまの社会の複雑さには対応しきれないということ。実際の職場や地域で起きている摩擦まで踏み込んで考えると、単純な答えがなくても前に進む道はあるんだなと思えました。 政治にそこまで詳しくないけれど、「この空気の正体を知りたい」と感じている人に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
近年、世界中で多くの女性指導者が生まれている。アメリカ初の女性副大統領となったカマラ・ハリスに、コロナ禍で指導力を発揮するメルケル(ドイツ)、アーダーン(ニュージーランド)、蔡英文(台湾)ら各国首脳たち。政治という究極の「男社会」で、彼女たちはどのように闘い、上り詰めていったのか。その政治的手腕を激動の世界情勢と共に解き明かす。いっぽう、女性の政治進出を阻む「サイバー暴行」や、女性国会議員比率が世界166位と大幅に遅れる日本の問題にも言及。コロナ禍の社会で女性の生きにくさがより顕在化し、フェミニズムの気運高まる中「女たちのポリティクス」はどう在るべきか。その未来も照らす一冊。
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