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大常識(新潮新書)

大常識(新潮新書)

百田尚樹

新潮社 / 2023-11-17

累計読者数6
平均ハイライト数 1.7件/人
推定読了時間 約2時間17分
star総合評価 40/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 50%

この本について

ニュースを見ていると、「なんでこんな話になるんだろう…」と置いてけぼりになることが多くありませんか。正しさがぶつかり合っていて、どこで線を引けばいいのか、自分の中の基準もぐらつく時があります。とはいえ、誰かの強い主張にそのまま流されるのも違う。そんなときに、自分の感覚を一度フラットに点検するきっかけとして読んだのがこの本でした。 読者の方が保存していた部分を見ると、政治的な主張そのものよりも、「なんでこういう歪みが起きるのか」「どうしてこんなズレた判断になるのか」という違和感に反応している気がします。たとえば税金の使い方に対する感覚の鈍さとか、制度の名目と実際の現場のギャップとか、ルール運用のちぐはぐさとか…。本書はその“モヤモヤの正体”を、著者の視点でかなりストレートに切り取っていて、賛否は分かれる表現も多いのですが、読みながら「こういう見え方もあるのか」と一歩引いて物事を見る練習にはなりました。 特に効いたのは、社会問題を語るときにどうして極端な意見が増えてしまうのか、その理由を具体的な事件や制度の話を通して考えられる点です。自分が日々感じている小さな違和感の背景が、意外と構造的な話に結びついていたりして、視野が少し広がりました。もちろん、ここに書かれている意見に全面的に同意する必要はありません。むしろ「自分ならどう考えるか」を確かめるための材料として読むのがちょうどいいと思います。 社会の空気感にモヤモヤしていて、でも単純な正義やスローガンでは片付けたくない人に刺さる本です。自分の立ち位置を見直す作業に、静かに役立ってくれました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

どう考えてもおかしいやろ。政治家は余計なことばかりしている。自称リベラルは多数の意見を踏みにじっている。人権派は犯罪者のほうばかりを向いている。願うだけで平和が維持できると考えるバカがはびこっている。新型コロナワクチンの批判はタブーになり続けている。道徳心がない奴がのさばっている――非常識に満ちたこの世界に、今こそ必要なのは「大いなる常識」だ。ベストセラー作家が振るう怒りの鉄拳!
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