
賭けの考え方 カジノブックシリーズ
イアン・テイラー, マシュー・ヒルガー, and フジタカシ
Pan Rolling Inc / 2011-08
この本について
ポーカーを触っていると、自分の判断が良かったのか悪かったのか、結果を見るたびにぐらつくことってありますよね。短期的に流れが悪い日が続くと、「実力って何なんだろう…」と急に自信がなくなるし、逆に勝った日は妙に気持ちが大きくなったりもする。僕もずっとこの揺れに振り回されてきました。 『賭けの考え方』は、そのモヤモヤをいったん地面に降ろしてくれる本です。たとえば「良い決断でも罰を受けることがある」「作用と反作用の関係が弱い」という一文は、結果に一喜一憂するクセをやわらげてくれますし、100回のフラッシュドローの例は、短期の“流れ”にどれだけ振れ幅があるのかを数字で見せてくれます。単にメンタルを鍛えよう、という話じゃなくて、現実の構造を理解することで判断の軸を取り戻す感じに近いです。 もうひとつ大事だと思ったのは、「経験だけに頼らない」「感情を決断から外す」という部分でした。これってポーカーに限らず、仕事で判断を迫られる場面にもそのまま持ち込める視点だと思います。勝っているから上手いわけじゃない、負けているから下手なわけじゃない。この感覚を身体に入れておくと、成果に振り回されずに改善のサイクルを回しやすくなります。 結果に心を持っていかれやすい人、長期で物事を見るのがしんどい人にはけっこう刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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