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コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書)

コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書)

川上 量生

NHK出版 / 2015-04-11

累計読者数47
平均ハイライト数 23.5件/人
推定読了時間 約2時間30分
star総合評価 74/100
trending_up後半加速型
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この本について

ものづくりに関わっていると、「自分の感覚って正しいのか」「もっと“本物”に近づけないといけないのか」と迷うことが多いですよね。とくに企画やデザイン、文章の仕事をしていると、どこまで再現すべきで、どこからが“盛りすぎ”なのか、いつも判断に揺れます。僕もずっとその境目がつかめずにいました。 この本は、ジブリにいた著者が、アニメという制約だらけの現場で交わされていたリアルな議論をもとに、「そもそも人はどう世界を認識しているのか」「なにを“似ている”と感じるのか」というところからコンテンツの本質を考え直してくれます。人間は現実そのものを見ているのではなく、脳の中の“単純化されたイメージ”と照らして判断している。だから、アニメが線の数や情報量を操作することで伝わり方が変わるように、僕らの仕事も“盛る/削る”の基準が見えてくるんですよね。 読んでいて特に効いたのは、「忠実に再現すればいいわけではない」という指摘でした。動きを完全に真似ても面白くならないし、情報量を増やせば理解しやすくなるわけでもない。むしろ、脳が受け取れる“ちょうどいい単純化”を探ることが大事で、これは文章でも企画でも同じだなと感じました。また、著者が強調する「制限があるからこそクリエイションが生まれる」という視点も、日々の仕事の行き詰まりを少し軽くしてくれます。 自分のつくるものが「なんか伝わらない」と感じている人には静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ジブリ哲学がいま初めて明かされる。 メディア界の若きリーダー、初の新書! クリエイティブとはなにか? オリジナリティとはなにか? コンテンツの情報量とはなんのことか? 宮崎駿や高畑勲、庵野秀明など、トップクリエイターたちはどのようにコンテンツをつくりあげているのか? コンテンツの情報量の仕組み、マンネリを避ける方法、「高そうに見せる」手法など、ヒットコンテンツの背景にある発想のありかたを鋭く読み解く。 ジブリ見習いプロデューサーにしてメディア界の若きリーダー、初のコンテンツ論! [内容] 第1章 コンテンツの情報量とはなにか? 第2章 クリエイターはなにをアウトプットしているのか? 第3章 コンテンツのパターンとはなにか? 第4章 オリジナリティとはなにか? ※電子版では一部の図版がカラー図版になっています。
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