
フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編 カジノブックシリーズ
フィル・ゴードン, 佐藤友香, and 松山宗彦
Pan Rolling Inc / 2010-06
この本について
ポーカーをやっていると、「この場面、コールでいいのか?ベットしたほうが良かったのか?」みたいな判断の迷いがずっと残りませんか。勝てない理由が技術なのか、そもそも考え方の軸がズレているのか、自分でもよく分からないまま続けてしまう感じです。僕もまさにその状態で、なんとなく打っては反省し、また同じミスをする…の繰り返しでした。 この本が効いたのは、派手なテクニックではなく「行動の基準」がかなりハッキリしたところです。たとえば、チェックやコールでは1種類の勝ち筋しかなく、ベットやレイズには2種類の勝ち方があるという視点が入るだけで、受け身のプレイと攻めるべき場面の線引きが少しだけクリアになります。あるいは、数字だけでは片付かない状況判断の具体例が多いので、「いつアグレッシブに切り替えるのか」「どこで小さなミスを防ぐか」が実戦レベルでつかみやすいんですよね。あと、相手を観察する重要性も繰り返し出てきて、カードを見る前にまず人を見るという習慣がようやく腑に落ちました。 大勝ちのためというより、余計な負け方を減らしたい人に向いている本です。特に、毎回同じところでつまずいている気がする人、自分のプレイが受け身になりがちな人にはかなり刺さると思います。ゲームの勘に頼るのではなく、少しずつ意思決定の基準を作り直したいときに、無理なく読めて腹落ちしやすい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
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