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人生論 (ロング新書)

人生論 (ロング新書)

堀江

新潮社 / 1958-03-12

累計読者数3
平均ハイライト数 14件/人
推定読了時間 約3時間40分
star総合評価 57/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事の意味や、自分のペースで生きることについて考えはじめると、どうしても「みんなはこうしているのに、自分だけ違っていいのか」と不安になる瞬間があります。周りに合わせておけば安全な気もするけれど、どこか窮屈でしっくりこない。そんなモヤモヤを抱えたまま日々を回している人は多いと思います。 堀江さんの『人生論』は、そのモヤモヤを一気に解決するというより、「自分で考えるってこういう感じだったよな」と思い出させてくれる本でした。読者が保存している箇所を見ると、特に響いているのは、周りに流される危うさや、当たり前に疑問を持つ姿勢、そして“仕事は我慢するもの”という前提をひっくり返す視点です。たとえば中古車を選ぶ話や、営業でひと工夫する話など、具体的な行動に落とせる例が多くて、読みながら自分の習慣もつい見直してしまいます。 また、幼い頃からの「死」への恐怖を軸にした考察が作品全体の背景にあるので、生き方の話がどれも現実的で、気休めのポジティブ論とは距離があります。“どうせ死ぬなら楽しく働いた方が得”という感覚は、極端に聞こえて意外と腹落ちする人もいるはずです。  周りに合わせすぎて疲れている人、自分の基準を取り戻したい人にはかなり刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

幸福は人間の一大迷妄である。蜃気楼である。がそうは悟れない。この悟れない人間を悟れないままに、幸福の夢を追わせつつ救済しよう。人生はこの意味では喜劇であり戯曲である。従ってこれを導く人生論も、諷刺的、ユーモア的にならざるをえない。本書は厭世哲学者といわれる著者が、豊富な引用文と平明な表現で人生の意義を説き幸福を教える名随筆「処世術箴言」の全訳である。
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