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エンデの遺言「根源からお金を問うこと」

エンデの遺言「根源からお金を問うこと」

河邑 厚徳、グループ現代

累計読者数8
平均ハイライト数 8件/人
推定読了時間 約6時間38分
star総合評価 46/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%

この本について

お金について考えるとき、「なんで自分の働き方や暮らし方まで振り回されるんだろう」と感じることってありますよね。頑張っても不安が消えないとか、数字だけが先に進んで自分の感覚とズレていくような違和感。僕自身、そのモヤモヤをうまく言葉にできずにいました。 『エンデの遺言』は、この“言語化しづらい違和感”の正体を、システムそのものの構造から照らしてくれる本でした。たとえば、価値の保蔵機能がもたらす歪みがどこで起きているのか、働いた価値とお金の流れがなぜ切り離されてしまったのか。読んでいると、お金の問題というより「生きづらさの根っこ」を見せられている感覚に近いです。特に、地域通貨や“減価するお金”の話は、机上の理想論というより、日常の具体的な場面で“こうだったら空気が変わるよな…”と想像できるところが大きな収穫でした。 もちろん、この本がすぐに何かの解決策をくれるわけではありません。でも、お金を前提にした働き方や競争の風景を「変えられないもの」として受け取らなくていいんだ、と気づかせてくれます。自分の選択や優先順位を見直す時に、背中を静かに押してくれるタイプの本です。 いまの経済の流れに、どこか居心地の悪さを感じている人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

『モモ』『はてしない物語』などで知られるファンタジー作家ミヒャエル・エンデが日本人への遺言として残した一本のテープ。これをもとに制作されたドキュメンタリー番組(1999年放送/NHK)から生まれたベストセラー書籍がついに文庫化。忘れられた思想家シルビオ・ゲゼルによる「老化するお金」「時とともに減価するお金」など、現代のお金の常識を破る考え方や、欧米に広がる地域通貨の試みの数々をレポートする。
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