
ファントム・ピークス (角川文庫)
北林 一光
KADOKAWA / 2010-12
累計読者数4
平均ハイライト数 1.3件/人
推定読了時間 約4時間5分
star総合評価 46/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 90%
この本について
仕事でも生活でも、思い通りに進まない日ってけっこう多いですよね。やらなきゃいけないことに追われているのに、なぜか気持ちはどこか置き去りのまま。そんなときに、ふと「そもそも自分は何を大事にしたかったんだっけ」と立ち止まりたくなる瞬間があると思います。 『ファントム・ピークス』の抜粋を読んでいると、多くの人が刺さっていたのは“道草”の感覚と、“生き物が生をまっとうすること”への静かなまなざしでした。効率とか成果を追う日常から離れて、寄り道そのものに価値がある、という視点を思い出させてくれるところが大きい気がします。さらに、動物たちが人間の都合で奪われていく現実が描かれることで、自分の行動が環境や誰かにどう響くのかを自然と想像させられます。物語として楽しみつつ、自分の生活のスピードや態度を少しだけ調整したくなるような読後感があります。 特に、流されるように毎日をこなしているけれど、本当は自分の歩幅で進みたい人には響くはずです。大げさな啓示ではなく、静かに「こういう視点もあったな」と思い出させてくれる一冊でした。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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出版社による紹介
長野県安曇野。半年前に山で行方不明となった妻の頭蓋骨が見つかった。三井周平は悲嘆に暮れながらも、遭難場所から遠く離れた場所で発見されたことに疑問を持つ。あれほど用心深かった妻に何があったのか? 数週間後、沢で写真を撮っていた女子大生が行方不明に。捜索を行う周平たちをあざ笑うかのように第三の事件が起こる。山には、一体何が潜んでいるのか!? 稀有の才能が遺した、超一級のパニック・エンタテインメント!
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