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コレステロールは高いほうが心臓病、脳卒中、がんになりにくい (この逆説こそ新常識)

コレステロールは高いほうが心臓病、脳卒中、がんになりにくい (この逆説こそ新常識)

奥山治美

主婦の友社 / 2012-04-01

累計読者数5
平均ハイライト数 20.6件/人
推定読了時間 約3時間54分
star総合評価 62/100
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この本について

健康診断の数値を見ては、「このまま薬を飲み続けていいのかな」「食べ方を変えろと言われても、何を信じればいいのか分からない」と悩むことってありますよね。僕も同じで、専門家の意見が真逆だったりすると余計に混乱して、結局どれが本当なのか分からなくなるタイプです。 この本は、そんな“モヤッとしたまま放置していた疑問”に、別角度から光を当ててくれる一冊でした。コレステロールが悪者という前提そのものを丁寧にほどいていくので、いま自分が抱えている不安が「本当に自分に当てはまる話なのか?」を冷静に考え直すきっかけになります。特に、体内のほとんどのコレステロールは自分の体が合成していること、脳にとって重要な材料であること、そして薬の副作用に気づきにくい人が多いという指摘は、どれも生活の具体的な場面に直結していると感じました。 もちろん、ここに書かれている内容がすべての人にそのまま当てはまるわけではないし、医療については専門家との相談が前提です。ただ、自分の体に起きていることを「数字の上下」だけで判断しない視点は、年齢を重ねるほど大事になっていくと思います。魚油の話や、脂肪酸のバランスをどう考えるかといった実生活レベルの話題も多く、極端な食事法を押しつける感じがないのもありがたいところでした。 健康情報があふれすぎて、かえって迷いやすい人にこそ刺さる一冊だと思います。数字と向き合うときに、もう少し落ち着いて考える余裕がほしい…そんなときに手元に置いておくと助かるタイプの本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「コレステロールが高いと動脈硬化になりやすい」「健康のためには、悪玉コレステロールを減らさないといけない」などと、健康診断でいわれた人は多いでしょう。しかし、この話は大間違い。コレステロールは人間の細胞を作ったり、血管を保護するなど、健康な体を維持するために必要なもの。むしろ、コレステロール値が低いとがんになりやすくなったり、うつ病になりやすくなるのです。一般の集団で行った調査では、「悪玉コレステロールの数値が高い人たちのほうが、総死亡率は低い」というデータもあるほど。薬や食事でコレステロールの数値を無理に下げたほうがいいという明確な根拠はないのです。
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