
35歳から出世する人、しない人
佐藤 文男
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2012-05-18
この本について
仕事って、気づけば「追われてる側」に回ってしまうことがありますよね。日々のタスクに押し流されて、自分の実力なのか、チームのおかげなのか、評価の理由すら見えないまま進んでいく感じ。35歳前後になると、部署異動や後輩育成も重なって、ますます自分の立ち位置が曖昧になっていく……そんなモヤモヤを抱えている人は多いと思います。 この本は、そういう“なんとなくの不安”に対して、いきなり大きな答えをくれるわけではありません。でも「まず何を見直すと動き出せるのか」という視点を細かく置いてくれるのが助かるところです。たとえば、給与と自己評価のズレをどう捉えて分析するかとか、時間の使い方ひとつが将来の差につながることとか、普段会えない人に会いに行くことでキャリアの外側から刺激を入れる必要性とか。どれも大げさではないのに、「確かに、ここはサボってたな」と素直に思える内容ばかりでした。 特に、自分のキャリアを“積み木”として考える発想は、気持ちを落ち着かせてくれます。いまの仕事が将来にどうつながるか見えなくても、同じ職種を積み重ねるのか、あえて二つの職種を交互に経験するのか、選び方の幅があると知るだけで少し呼吸がしやすくなる。上司との距離感や、上司をモデルにした成長の仕方など、明日から動ける視点も多かったです。 「今の働き方でいいのか、ふと立ち止まってしまう35歳前後の人」に特に刺さると思います。大きな転職や劇的な成功を煽る本ではなく、日々の小さな行動や姿勢を見直すことで、気づいたら道が変わっていた──そんな“現実的な変化”に寄り添う一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




