
35歳からの自己分析 : ~自分軸の見つけ方~
城 梨沙
この本について
気づけば「今のままでいいのかな」と思う時間が増えてきて、でも何を変えればいいかまでははっきりしない。35歳前後のあたりって、仕事でも生活でも“選び直し”がちらつくのに、自分の内側は置きざりになりがちですよね。僕も周りの期待に応えることで手一杯になって、自分の気持ちがどこにあるのか曖昧になっていた時期があります。 この本が良かったのは、いきなり答えを探させないところでした。まず「充実していた時の具体的な場面」や「ワクワクした瞬間」を丁寧に思い返す流れがあって、そこで自分が何に反応してきた人間なのかが少しずつ浮かんできます。また、毎日の小さな行動に対して“どんな感情が動いたか”を当てはめていく方法が紹介されていて、これを続けると、自分の軸が意外と日常の細かいところに隠れていたんだと気づけます。外側の評価ではなく、内側のキャリアをどう積み上げていくかという視点も、今の働き方に合っていてしっくりきました。 昔の自分を振り返る質問も多く、思い出したくない時期も含めて、どんな環境で何を大事にしてきたのかを言語化していくと、「こういう理由で今の働き方がしっくりこないのか」と腹落ちする瞬間がありました。これを読みながら書き出すだけでも、自分との距離が少し近づく感じがあります。 今の延長線に違和感があるけれど、勢いで転職したり方向転換したりするのは避けたい、そんな人には特に刺さると思います。自分の歩幅で見直したい時にそっと横で灯りをつけてくれる、そんな一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
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