
「日本版ジョブ型」時代のキャリア戦略――38歳までに身につけたい働き方のかたち
加藤 守和
ダイヤモンド社 / 2021-08-18
この本について
キャリアのことを考えるたびに、「このまま流されていて大丈夫なのか」「今の仕事で自分の価値って見えているんだろうか」と落ち着かなくなる時があると思います。特に20〜30代は任される仕事も揺れ動きがちで、自分で決めているのか、会社に決められているのか分からなくなる瞬間が多いんですよね。 この本は、そういう“宙ぶらりん感”に名前をつけてくれる感じがあります。例えば、キャリアの前半期は経験を積むゴールデンタイムだと明言し、まだ能力が足りなくても挑戦の機会が回ってくる時期だと整理してくれる。だからこそ、受け身にならずに「タグ」を増やす働き方に少しだけ舵を切ってみる視点が持てます。また、周囲は「自分がどう見えているか」で判断するという厳しさも正面から描かれていて、やりたいことがあるなら黙っていては伝わらない、と現実的に教えてくれるところがありがたいです。勉強会でも面談でも、小さくても宣言を積み上げることで機会が巡る確率が変わる、というのは耳が痛いけれど納得感がありました。 さらに、キャリアアンカーの話は、不測の事態に振り回されがちな自分にとってはかなり実用的でした。何を優先したいのか、何なら捨てても後悔しないのかを持っておくことで、流されているように見える時期でも自分の軸だけは失わずにいられる。これは会社の制度とは関係なく、今日からでも整えられる部分だと思います。 「会社に任せきりのまま30代に入るのが不安な人」には特に刺さる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




