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易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)

易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)

三浦 國雄

KADOKAWA / 2010-10-23

累計読者数8
平均ハイライト数 3.6件/人
推定読了時間 約3時間40分
star総合評価 29/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事でも人間関係でも、判断に迷う場面って尽きないですよね。自分なりに考えても、どこか腑に落ちないまま動いてしまったり、逆に動けなくなったり。僕もその状態が続くと「そもそも何を手がかりにすればいいんだろう」と立ち止まってしまいます。 この本が面白いのは、占いとしての易を、迷ったときの“思考の装置”として正面から扱っているところです。足元の状況を卦に映してみることで、自分の見方がどこに偏っているのかが急に浮かび上がる瞬間があるんです。ユングが没頭したという「意味のある偶然」の話も、易を迷信と切り離して考えるヒントになりますし、六十四卦が逆の原理でペアになっている構造を知ると、状況にも必ず裏側があることを自然に思い出させてくれます。 読んでいて感じたのは、これは「当たり外れ」を楽しむ本ではなく、状況と自分の関係を丁寧に読み直すための古典なんだということでした。象が固定されるものではなく、その場で意味を変えていくという考え方も、判断に行き詰まったときの余白としてけっこう効きます。占問にマニュアルがないという姿勢も、日常の曖昧さとうまく付き合う練習に近いです。 自分の考えだけだと煮詰まりがちな人や、「答えよりも視点が欲しい」と感じている人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

陽と陰の二つの記号によって64通りの配列を作る易は、コンピュータと同じく二進法による世界であり、将来を予測する道具として活用されてきた。中国三千年を生きた『易経』をコンパクトに纏め、訳と占例をつけた。
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