
エンジニアが学ぶ金融システムの「知識」と「技術」
大和総研フロンティアテクノロジー本部
翔泳社 / 2019-01-24
この本について
金融まわりの仕事に関わっていると、「なんとなく動かしてはいるけど、裏で何が起きているのか実はよくわかっていない…」みたいな不安がつきまといます。特に送金や与信、証券まわりの処理になると、一気に霧が濃くなる感じがあって、僕も長いことそこでつまずいていました。 この本は、その霧を一枚ずつはがしてくれるタイプの本です。銀行の三大業務がどんな仕組みで支えられているのか、全銀や日銀ネットといった基盤がどんな役割を果たしているのか、あるいは証券の発行市場と流通市場で何が違うのか。現場でよく聞く言葉なのに「実は分かったつもりだった」と気づかされました。また、監査やAML、EUCのように、日々の業務の裏で地味に効いてくる仕組みについても丁寧に触れていて、エンジニアとしてどこを押さえるべきかが立体的に見えてきます。 技術の部分も、「昔はこうで、今はこう」という変遷が描かれているので、Web化やオープン系、クラウド、機械学習といったキーワードが単なる流行語ではなく、金融の文脈でどう活きているのかが腑に落ちます。個人的には、UI/UXやDevOpsが金融でどう扱われているのかまで書かれている点が、日々の開発判断に直結してありがたかったです。 金融システムに触れながら、どこか「全体像がつかめないまま作業している気がする」と感じている人には特に刺さると思います。自分の仕事が金融のどの部分とつながっているのかを理解したいとき、ちょうどいい地図になってくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要


![現代の金融入門 [新版] (ちくま新書)](https://m.media-amazon.com/images/I/71n20fWXqqL._SY500.jpg)

