ヨムナビ
教養としての決済

教養としての決済

ゴットフリート・レイブラント, ナターシャ・デ・テラン, 大久保 彩, and 上野 博

東洋経済新報社 / 2022-08-26

累計読者数55
平均ハイライト数 145.4件/人
推定読了時間 約6時間29分
star総合評価 78/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%

この本について

決済まわりの仕事をしていると、「技術の話なのか金融の話なのか、どこから理解すればいいのか分からない」というモヤモヤがつきまといます。APIだのスマコンだのフィンテックだの、言葉だけは追えても、現場の判断にどうつながるのかがつかみにくいんですよね。僕自身もしばらくその霧の中にいました。 この本は、その霧を一気に晴らすというより、決済を動かしている“力学”を具体的なエピソードで輪郭づけてくれるタイプの教養書です。たとえば、Stripeの「決済はコードの問題」という思想が現実ではどこで複雑さにぶつかるのか、あるいは銀行がAPI開放を恐れた理由がインドUPIの事例でどう現れたのか。暗号資産やスマートコントラクトも、仕組みそのものより「結局どんな負債のやり取りになっているのか」という視点で語られるので、あいまいに理解していた部分が実務感覚に落ちていきます。 そして、一見テクノロジーの話のようでいて、最終的には「人は支払いそのものをしたいわけじゃない」という、ごく日常的な行動の説明に戻ってくる。この地に足のついた構造化のおかげで、決済領域をどう捉えるべきかがだいぶ整理されました。技術に寄りすぎても金融に寄りすぎても腑に落ちなかった人には、とくに向いています。 「決済の裏側を“一枚の地図”として持っておきたい人」に刺さる一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

なぜ遠くの相手に支払えるのか? なぜ米国の経済制裁は効くのか? 意外に知らないお金のやりとりを、SWIFT元CEOが紐解く。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要