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新解釈 コーポレートファイナンス理論――「企業価値を拡大すべき」って本当ですか?

新解釈 コーポレートファイナンス理論――「企業価値を拡大すべき」って本当ですか?

宮川 壽夫

ダイヤモンド社 / 2022-10-04

累計読者数45
平均ハイライト数 34.3件/人
推定読了時間 約5時間17分
star総合評価 74/100
start序盤集中型
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この本について

仕事で財務指標を見るたびに、「結局ROEを上げればいいって話なの?」とか「株主価値って言われても、現場の意思決定とどうつながるんだろう…」みたいなモヤモヤが消えないまま時間だけが過ぎていくことがあります。僕もずっとそのあたりが腹落ちせず、数字を追いながらもどこか割り切れない気持ちを抱えていました。 この本は、そういう“わかったようでわかってない”領域を丁寧にほぐしてくれます。たとえば、ROEを指標として重視しすぎると、新しい事業に踏み出せなくなる理由を理論的に示してくれるし、「企業は最低限どれくらい儲けるべきなのか」を資本コストの視点で説明してくれるおかげで、利益目標の根拠を現場レベルで考え直せるようになります。また、配当や自社株買いがエージェンシーコストの調整弁になるという話も、単なる“株主還元”ではない文脈として理解できて、自分の中でようやく線がつながりました。 読み進めるほど、財務指標が“株主がうるさいから追う数字”ではなく、“意思決定の質を上げるための基準”として見えてくるのがこの本の効用だと思います。特に、事業のリスクをどう判断するかや、WACCと個別案件の関係を扱う章は、日々のプロジェクト判断にそのまま持ち込める感覚がありました。 数字に振り回されるのが苦手なのに、仕事では避けて通れない…という人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

多くのコーポレート・ファイナンスの解説書は、その初期設定が間違っている!? あまりにも「実務」や「実用」のイメージが強くなったコーポレート・ファイナンス理論を、改めてミクロ経済学から派生した理論群として学び直す入門書。実務や経営の大本を支える、「教養としてのコーポレート・ファイナンス」が身につく!
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