ヨムナビ
逆説の日本史11 戦国乱世編/朝鮮出兵と秀吉の謎 (小学館文庫)

逆説の日本史11 戦国乱世編/朝鮮出兵と秀吉の謎 (小学館文庫)

井沢元彦

小学館 / 200706

累計読者数4
平均ハイライト数 12.8件/人
star総合評価 56/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 63%

この本について

最近、歴史を読んでいても「結局、勝った側の都合で作られた話なんじゃないか」とか、「なんであの人はあそこで動いたんだろう」といった小さなモヤモヤが消えず、表面的な出来事だけ追っても腑に落ちないことが多いです。特に戦国時代は“知っているつもり”の話が多いぶん、余計に判断がブレる瞬間があるんですよね。 『逆説の日本史11』は、そのモヤモヤを力技で解きほぐすというより、「ああ、人間の判断ってこんなに複雑だったのか」と腑に落とさせてくれる本でした。たとえば、秀吉が自分の出自をわざと卑しく見せていた話や、信孝こそが最大の障害だったという視点、さらには大坂遷都構想が“史料から消された屈辱”だったという指摘など、読んだあとに行動の理由が線でつながる感覚があります。豊臣・織田・徳川が実は“政教分離”の方向を目指していたという話も、歴史と現代の距離感を一気に縮めてくれます。 自分の中で特に刺さったのは、「嘲笑に負けない」という一点です。画期的な発想はまず笑われるという話は、歴史の人物を通して読むと妙にリアルで、仕事の判断にも引き寄せやすい。歴史が急に他人事じゃなくなる瞬間でした。 定説の裏を知りたい人よりも、「歴史の中の人間の判断が知りたい人」に刺さる一冊だと思います。読んでいると、秀吉や家康が急に等身大になって、自分の迷いの尺度が少しだけ変わります。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

井沢元彦の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要