
ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら
眞邊 明人
サンマーク出版 / 2021-03-16
累計読者数26
平均ハイライト数 8.7件/人
推定読了時間 約6時間10分
star総合評価 55/100
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この本について
最近、何が正しい判断なのか分からなくなる瞬間が増えました。立場が変われば評価も変わるし、そもそも自分の判断基準が揺れている気もする。歴史を見ても同じで、悪人扱いされてきた人が実はまったく違う顔をしていたりするわけで、その「評価の揺れ」に自分のモヤモヤが重なることがあります。 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は、まさにそこに切り込んできます。綱吉や頼長のように、後世の印象だけで語られがちな人物の実像を丁寧に拾い上げてくれる。読みながら、「ああ、物事ってこんなに一面では決めつけられないよな」と自然と視点がほぐれていきました。歴史の力というより、評価の裏にある文脈を知ることで、自分の判断にも“余白”が生まれる感覚に近いです。 そして意外だったのが、英傑たちが置かれた状況や制約に触れると、現代の自分の悩みと地続きに見えてくること。自由の裏側には誰かの不自由があるとか、変わらずにいるためにも何かを変えないといけないとか、そういう言葉が妙に腹に落ちました。リーダー論として読むよりも、立場を問わず「どう選ぶか」に向き合うための材料として読んだ方がしっくりきます。 歴史が急に身近になる感じが好きな人、評価や決断に迷いがちな人には特に刺さると思います。自分だけでは気づけない視点を、そっと差し出してくれる一冊でした。
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出版社による紹介
内閣全員、英雄――。 2020年。 新型コロナの初期対応を誤った日本の首相官邸でクラスターが発生。 あろうことか総理が感染し、死亡する。 国民は政府を何も信頼しなくなり、日本はかつてないほどの混乱の極みに陥った。 そこで政府はかねてから画策していたAIとホログラムにより偉人たちを復活させ最強内閣をつくる計画を実行する。 AIにより総理大臣に選ばれたのは、江戸幕府の創始者である徳川家康。 経済産業大臣には織田信長、財務大臣に豊臣秀吉、厚生労働大臣に徳川綱吉、法務大臣に北条政子、外務大臣に足利義満など錚々そうそうたるメンバーの中で、 皮肉にも総理大臣の補佐役である官房長官に選ばれたのは、江戸幕府を終わらせた男・坂本龍馬だった。 そんな歴史に名を刻む面々で組閣された最強内閣は、迅速な意思決定で、 東京ロックダウン、50万円給付金、リモート国会、令和版楽市楽座、リモート万博など、大胆な政策を次々と実行していく。 最初は「過去の人間に政治ができるのか」と半信半疑だった国民も、偉人たちのえげつない決断力と実行力に次第に歓喜し、酔いしれていくが……。 時代を超えたオールスターは未曾有の危機にどう立ち向かうのか!? そして、ミッションを果たした先に待ち受けていたものとは……!? ビジネス、歴史、政治、ミステリー、 あらゆるジャンルと時代の垣根を超えた教養溢れる 新感覚エンターテインメント!!
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