
ゆりかごで眠れ(下) (中公文庫)
垣根涼介
累計読者数6
平均ハイライト数 2.3件/人
star総合評価 43/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 71%
この本について
最近、仕事でも私生活でも「見たくない現実をつい後回しにしてしまう」と感じることが多い人はいませんか。分かっているのに動けないまま、気づけば状況が悪化している。頭では理解しているのに、現実に向き合うのはどうしてこんなにしんどいんだろう、と自分でももどかしくなるあの感じです。 『ゆりかごで眠れ(下)』の抜粋を読んでいると、登場人物たちがまさにその「現実から目をそらした結果、足を踏み外していく」姿を容赦なく突きつけてきます。悪人だから堕ちるのではなく、気づかないふりを続けた人から崩れていく。そう描かれると、フィクションなのに自分の日常にも思い当たるところが出てきて、ちょっと背筋が伸びるんですよね。また、汚職刑事の成れの果てが描かれる場面は、会社でも同じ構造が起きているという指摘が妙にリアルで、仕事の向き合い方を考え直すきっかけにもなります。 復讐劇のスピード感の裏で、人が堕ちるプロセスがどれだけ日常的で、どれだけ誰にでも起こり得るかを淡々と語る。その落差が、この物語の一番の効き目だと思います。フィクションを読みながら、自分の足元をそっと確かめ直したくなる人に刺さる一冊です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの57%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
南米コロンビアで凄絶な幼少期を過ごしながらも、マフィアのボスにまで上りつめた日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシア。その彼が、幼い娘を伴い来日した。目的はライバル組織に裏切られ、警視庁に勾留されている部下の奪還と復讐、日本での勢力拡大。だが、もうひとつ目的が......。人の心の在処を追い続ける著者の、揺るぎなき原点にして、傑作巨篇。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




