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午前三時のルースター (文春文庫)

午前三時のルースター (文春文庫)

垣根 涼介

累計読者数4
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約6時間23分
star総合評価 17/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 10%

この本について

最近、気持ちだけが前に走ってしまうのに、現実のほうは全然ついてこない…みたいな感覚になることがありませんか。やるべきことは分かっているのに踏み出せないとか、そもそも何を基準に動けばいいのか分からないとか。自分でも説明しづらいモヤモヤを抱えながら、なんとなく毎日をつなげている感じです。 『午前三時のルースター』を読んでいて、保存してくれた “た。” という短い部分を見たとき、たぶんですが「言い切れないもの」に反応しているんだろうなと思いました。物語の中でも、登場人物たちははっきりした答えを持っているわけではなく、気持ちと現実のズレを抱えたまま動いていきます。その曖昧さが、読んでいるこちらの曖昧さとちょっと重なるんですよね。無理に整理しようとせず、ぐちゃっとしたまま前に進む姿が、自分の状態と地続きに感じられるというか。 この作品が効いてくるのは、派手な成功譚でも人生訓でもなく、人が選択を迫られるときの温度や迷いが、ちゃんとそのまま描かれているところだと思います。自分のために動いているつもりが、いつの間にか誰かの期待を背負っていたり、逆に誰かのためにやったことが結果的に自分を少しだけ救ったり。ドラマチックではないけれど、日常の見え方が少し変わる瞬間がちゃんとある物語です。 「すぐ答えなんて出ないけど、とにかく前に向かって動きたい人」にしっくりくる本だと思います。読んだあと、行動そのものよりも“どんな気持ちで動くか”に目が向くようになるはずです。

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開始終了

多くの読者は1に最もインサイトを感じており、全ハイライトの100%が集中しています。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

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