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水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書)

水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書)

左巻健男

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2007-02-25

累計読者数3
平均ハイライト数 17.7件/人
推定読了時間 約2時間59分
star総合評価 56/100
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この本について

水まわりの話って、気になるけどどこかモヤッとしますよね。浄水器の営業トークや「体が酸性に傾く」みたいな話を聞くたびに、本当なのかどうか判断できないまま飲み込んでしまう。僕自身も、なんとなく聞いた“それっぽい”知識を信じていた時期が長かったです。 この本は、そういう曖昧な不安をいったんニュートラルに戻してくれるところが強いと思いました。たとえば、水道水のカルキ臭が何から来ているのかを具体的に説明してくれたり、βカロチンの「予防に効く」という期待が、実際の大規模研究ではどう裏切られたのかを淡々と示してくれたり。聞こえのいいストーリーより、実際に何が起きていたのかを知るだけで、変な宣伝に振り回されにくくなります。 さらに、食品の酸性・アルカリ性が「燃やした灰で決まる」という、知ってしまえば「そりゃそうだよな」という事実にも触れていて、自分がどれだけ“雰囲気だけの科学っぽさ”に弱かったかを思い知らされました。こういう現実的な説明を知ると、健康の判断基準が少しずつ自分の手元に戻ってくる感覚があります。 科学を専門にしている人でなくても、「根拠のあるものと、雰囲気だけのものを区別できるようになりたい人」には刺さる本です。迷ったときに、落ち着いて足場をつくるための一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「水に“ありがとう”と言うと美しい結晶ができる」「波動水やマイナスイオンは健康に良い」「磁石で水は活性化する」…それってホント? 波動水、 磁化水、 マイナスイオン水、 π(パイ)ウォーター、 トルマリンを使った水、 クラスターの小さな水、 抗酸化性をうたう水… 科学的根拠がないのに、いかにも科学的であるかのような顔をして世にまん延する“怪しい水ビジネス”を、検定外教科書のベストセラーで知られる科学教育の第一人者が徹底検証します。 科学が苦手なあなたにも、「ニセ科学」にダマされないための視点や知恵がしっかり身につく一冊です。
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