
英傑の日本史 激闘織田軍団編 (角川文庫)
井沢 元彦
KADOKAWA / 2007-05-01
累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約23分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%
この本について
仕事でも人間関係でも、「この人はなぜあんな判断をしたんだろう」と腑に落ちないことってありますよね。自分の価値観だけで相手を測ろうとして、余計に混乱してしまうあの感じ。歴史上の人物も同じで、信長のような“強い”イメージの人物ほど、実際の行動の理由が見えづらかったりします。 この本を読んで面白かったのは、信長をはじめとした武将たちの判断が、意外なほど現実的で、人間臭くて、しかも組織運営の視点で読むと妙に納得できるところです。たとえば、信長は苛烈な独裁者と思われがちですが、抜粋にあるように「怠けには厳しく、仕事をする者には寛容」という線引きが徹底していた。これは現代で言えば、評価軸をぶらさず、ただし感情で裁かない上司の姿そのままです。また、家中の誰かが倒れた瞬間に別の誰かの役割が動き出す描写を読むと、戦国の組織運営が単なるドラマではなく、リスク管理と権限移譲の積み上げだったことが見えてきます。 歴史の知識を増やすためというより、「人はどういう状況でどう動くのか」を別角度から考えたい人に向いている本だと思います。過去の武将の判断が、そのまま今の自分の立ち回りを見直すきっかけになるので、迷ったときに読み返すと静かに効いてきます。 特に、組織の中で人の動きを読むのが苦手な人に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
光秀からノーマークだったにも関わらず、人生最大の決断を誤って横死した優秀な長男・織田信忠——勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
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