
この本について
朝のだるさとか、食べ方が雑になっている自覚があるのに、何を直せばいいのかわからないまま時間だけ過ぎていくことってあります。僕も「結局、体にいいって何なんだろう…」と悩んでいる側の人間で、この本を読んだときに、ようやく自分の生活のどこが詰まっていたのか少し見えました。 特に響いたのは、空腹の時間を意図的につくるだけで体のリズムが立ち直りやすくなる、という視点です。朝にニンジン・リンゴジュースをゆっくり飲むだけでも体が軽くなる人がいるという話や、腹八分目を守るだけで満腹中枢の遅さに振り回されなくなる話は、すぐ試せるのに意外と忘れていたポイントでした。さらに、根菜を意識して食べると下半身の弱りに気づきやすくなるという東洋医学的な見方も、やりすぎではない範囲で日常に取り入れやすいなと感じました。 そして何より救われたのは、「年齢に関係なく筋肉は増える」という事例が淡々と出てくるところです。歩く習慣が血圧や腰痛にどう効くのかも丁寧に説明されていて、運動に苦手意識があっても、いまからで十分だと思える構成になっています。体を温める飲み物や、断食のときの過ごし方も紹介されていますが、どれも“こうしなければならない”ではなく、“こういう方法もある”という距離感なのがありがたいところでした。 食事や運動のことでずっと迷子になっている人、自分の体調の変化に小さく不安を覚えている人にとって、ちょうどいいヒントになる本だと思います。
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